※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

セサミンは胃腸で分解されずに肝臓へ届く

セサミンは胃腸で分解されない

通常、人間が食べたものは食道を通って胃へと送られます。そこで消化された後、食べ物は腸で吸収されて全身の血管や肝臓へ行き渡ります。
多くの食べ物はこのプロセスを踏まえるのですが、セサミンは胃や腸で分解されません。
そのため、成分がほとんど変化することなく「門脈」という場所を通って肝臓で吸収されます。
この「成分がほとんど変化しない」という性質ゆえに、セサミンは肝臓に抗酸化効果をそのままの状態で及ぼすことができるのです。
さっそく仕組みを見ていきましょう。

門脈を通過して直接肝臓へ届く

まず、門脈について簡単に説明をします。
門脈とは、脾臓や消化器からの血液を集めて肝臓に運ぶ静脈のことを言います。肝臓へ流入する血液の70%はこの門脈を通るものであり、肝臓はここから体内の豊富な栄養分を受け取るのです。
胃腸で分解されなかったセサミンはこの門脈を通って、肝臓で吸収されます。それはセサミンの成分がほぼそのまま肝臓まで届くということを意味しています。
元の成分を保ったまま肝臓へ届いたセサミンは、そこで抗酸化作用を発揮します。この働きが肝臓にとって嬉しい様々な効果をもたらすのです。

肝臓で抗酸化作用を損なわずに発揮する利点

セサミンの抗酸化力がほぼ損なわれない状態で肝臓で作用すると、肝臓から発生する活性酸素※1を原因とする様々な病気の予防ができます。

※1活性酸素:人体を構成する分子を酸化させてしまう酸素のこと。スーパーオキサイドとも言う。

脂肪肝の予防効果

肝臓の機能が低下すると、脂質を代謝することが難しくなります。こうなってしまうと脂肪が肝臓に蓄積しやすくなってしまい、脂肪肝になる可能性が上がります。
肝臓は有害物質の解毒やエネルギーの供給を行う器官であるため、自然と活性酸素が発生しやすい臓器でもあります。もしここに脂肪が溜まった場合、危険です。
脂質が活性酸素と結びついた時、過酸化脂質になります。これは細胞の老化や様々な病気の原因とされており、この過酸化脂質を生じさせないことが病気の予防にもなります。
セサミンには抗酸化作用があり、肝臓から発生する活性酸素を除去してくれます。ほかにも、肝臓で脂質を代謝する酵素を活発化させる働きもあります。
つまりセサミンを摂ることは脂肪肝になるリスクを減らし、活性酸素の生成を抑制することにつながる可能性があるのです。
そしてセサミンの抗酸化効果は、悪玉コレステロールを原因とする症状の予防にもなり得ます。

悪玉コレステロールの抑制効果

コレステロールは肝臓で作られるのですが、脂質の代謝が上手くできないと悪玉コレステロールが発生しやすくなります。
この種類のコレステロールは増えすぎると血管の内側を傷付け、どんどん血管の壁に入り込んでしまいます。もしこれが活性酸素と結合して酸化すると、動脈硬化の原因にもなります。
上述したように、セサミンには肝臓の脂質代謝を促す作用があります。これは悪玉コレステロールの抑制に繋がり、抗酸化作用は活性酸素を除去して動脈硬化の予防になります。
セサミンが胃腸で分解されずに門脈を通るからこそ、より肝臓に効果的に働くのです。

セサミンの特質を上手に活かそう

今まで見てきたようにセサミンは元々の成分を保ったまま門脈を通ることができ、それによって直接肝臓に様々な健康効果を及ぼせるのです。
セサミンにはほかにも多くの健康作用があると言われています。肝臓や体の健康状態が気になるのであれば、セサミンを摂取することも考えに入れてみてはいかがでしょうか。